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RN400 DBG命令の設定方法

RN400ユニットの内部設定をDebug命令で変更する機能をお知らせします。

Debug命令で設定可能な機能は以下の通りです。

  1. H2EX、H2PSの温湿度Offset値を設定
  2. 現在のMacアドレスを強制的に変更あるいは終了
  3. RN400装置の設定値をSDCARDにバックアップ取得
  4. RN400内部メッセージをSDCARDにLogを残す

1. 設定方法

1. WakeUp – 前面部画面の下にある Wボタンを押してRN400を有効にします。

2. APモードを有効にする – Sボタン2のメンバー Config Modeを押してWボタンを押してAPモードに入ります。

3. AP接続 - スマートフォンを使用してWi-Fiを検索し、「_RN400-XXXX」を選択してAP接続を行います。

4.設定ウィンドウを有効にする - スマートフォンからWebブラウザを表示し、入力ウィンドウに192.168.1.1と入力すると、スマートフォン画面に設定ウィンドウがアクティブになります。

5.設定 - OTHERS SETUPのDebug Code入力ウィンドウに対応するコマンドを入力します。
下の図を参照してください。

5-1. Debug Codeと入力するボックスを確認します。
5-2. AT命令を入力した後、OTHERS SETUPの右側にあるSaveボタンを押します。
5-3. 命令が実行され、結果メッセージが同じボックスに残ります。
5-4. これで、Rebootで再起動すると必要な動作をします

2. 命令の説明

H2EX、H2PSの温湿度Offset値を設定
* ATCT -0.5:温湿度センサーの温度値を-0.5だけ補正します。
* ATCH 1.5:温湿度センサーの湿度値を+1.5だけ補正します。

現在のMacアドレスを強制的に変更あるいは終了
* ATVMAC 508CB170AAA5:RN400製品のMACアドレスを仮想のビール所変更します。
* ATCLF:仮想のMACアドレスを削除してRN400製品の初期のビール所修復します。

RN400装置の設定値をSDCARDにバックアップ取得
* ATCFG:現在挿入されているSDCARDに設定情報をコピーします。 これは後日、他のRN400製品に挿入してコピーすることが可能です。

RN400装置のDNS設定を無効にする(TP365使用時)
* ATNODNS 1:DNSサーバーが設定されていても、そのDNSサーバーに要求をしていません。
* ATNODNS 0:DNSサーバーを正常に使用します。

RN400内部メッセージをSDCARDにLogを残す
* ATLOG 1:内部で発生するメッセージをSDCARDにLOG形式で残すようになります。
*ATLOG 0: LOG 残す設定を解除します。

RN400内部メッセージをSDCARDにLogを残す
* ATLOG 1:内部で発生するメッセージをSDCARDにLOG形式で残すようになります。
*ATLOG 0: LOG 残す設定を解除します。

RN400 H2EXで温度と湿度にブザーアラームOR条件を設定する
*ATALRH 0: 現在の設定値を確認します。
* ATALRH 10,50:湿度の正常範囲を10〜50%に設定します。
* ATALRH 0,0:湿度アラームを無効にします。

RN400 T2PM-RG23 CO2/PM2.5 ゲイン/オフセット設定機能 
* ATCGAIN 1.0、0.9:PM2.5値に1.0 Scale値を与え、CO2値に0.9スケール値を掛けます。
* ATCEOFF 0.0、50.0:PM2.5値に0.0オフセット値を与え、CO2値に50ppmオフセットを加えます。
* ATCDAUTO 0:CO2 Auto Calibration機能をONします。 (1:ON、0:OFF)

Updated on 2023年4月26日

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