DEKIST RN17xをお買い上げいただきありがとうございます。
ラジオノード(Radionode)RN171 / RN172製品を、開発したMODBUS / TCPに連動するための設定方法をお知らせします。
**RN172LCモデルはMODBUS TCPをサポートしていません。
RN17Xがサーバとして動作し、PC、PLCなどの外部機器がクライアントに接続して情報を読み取る方式です。 外部機器は、RN17Xの内部ホールディングレジスタの情報をMODBUS TCPを使用して読み込みます。
1.RN17X設定する
1.USBケーブルでRN17XとPCを接続します。 別の電源は必要ありません。 画面にConFと表示がされたらUSB設定の準備が完了しています。
2.ラジオノード端末プログラムを実行します。 緑色の画面に変わったら正常です。
3.パスワードradionode114を入力してコルソルメニューに入ります。
4. 「1.Network Setup」メニューに入り、ネットワーク設定に進みます。
自動IPを使用する場合は、「DHCP [ON]」を選択してください。
一般に、MODBUS TCPを使用している顧客は、主に固定IPを使用することがよくあります。 「DHCP [OFF]」を選択して固定IPを使用する場合は、IP Address、GATEWAY Address、DNS1、DNS2、SUBNET MASKを設定する必要があります。
データの宛先PLCまたはPCのアドレスをIPアドレスとして使用している場合は、DNS設定は不要です。 このような場合 DNS設定を0.0.0.0と入力してください。 不要なDNSブロードキャストを防ぐことができます。
5.「2.System Setup」メニューに入り、HTTP転送機能を設定します。
「B.Set Destination of HTTP」を選択してデフォルト値 Tapaculo365 Customer Server_*** に変更します。 クラウドへの転送をOFFしたのです。
6. 「Q」と入力して「2.System Setup」から出て、「4.HTTP Destination Setup」に入ります。 ここで 特定サーバーへの転送を防ぐ設定を行います。
下図のように DATAIN、CHECKIN、BACKUPINなどの設定をすべて0(zero)と入力します。 このように設定すると、HTTP への転送は試みずに MODBUS TCP のみ通信できます。
HTTPとMODBUS TCPを同時に使用する場合は、HTTPを正常に設定してください。
7. 「5.MODBUS TCP Setup」メニューに入ります。
デバイス内部では、502ポートで2つのソケットを作ってサーバーモードで動作しています。 通常のMODBUS-TCPデータが受信されない場合は、自動的に切断されます。 (タイムアウト値を参照)
- 「HOLDING REGISTER」にデータがリアルタイムで更新されます。
- サポートフォーマットは4 BYTE FLOATING POINTと2 BYTE INTEGERで、読み取りのみ可能です。
- 2 BYTE INTEGERフォーマットの場合、小数点以下の数字は無視され、整数値のみが渡されます。ヘッダーのトランザクションID、プロトコルID、ユニットIDは内部的に無視されます。
- Function Codeとして「3」を使用し、データはどの値が入っても構いません。
2.MODBUS TCP動作確認
RMMS というプログラムを使用してMODBUS TCPテストを進行することができます。
Radzio Modbus Master Simulator(RMMS)Downroad
Connection> Settingsタブを選択し、ProtocolはModbus TCPを選択すると、RN17xが使用されているIP AddressとMODBUS TCP port(502)を入力し、[OK]を押します。 データ転送周期はGeneral設定のTimeoutとPollくれ設定が可能です。
File> new]タブを選択して、上の写真のようにウィンドウが表示されたら、Device SettingsでHolding RegisterとDisplay optionsはRN17x製品がFORMAT方式を32Bit Float(4 Byte Floating point)をサポートするため、32Bit Floatを選択します。
ConnectボタンをクリックしてRN17Xデータをロードします。
20.07 과 990.0 の値が1秒ごとに更新されていることを確認します。